外壁の仕上げにジョリパットを使用するメリット・デメリット
外壁の仕上げに使われる「ジョリパット」をご存知でしょうか。
その様々な魅力から人気が高まってきている仕上げ材です。
今回は、そのメリットやデメリット、施工する際の注意点をご紹介します。
外壁塗装をお考え中の方には必見ですので、ぜひ最後までご参照ください。
□外壁の仕上げに使われるジョリパットとは?
そもそもジョリパットとはどのようなものなのでしょうか。
これは、モルタル外壁の仕上げ剤の1つで、原料に砂を配合した塗料です。
色やデザインにバリエーションがあり、機能性も高いため人気が高まってきています。
*メリット
ジョリパットのメリットは以下の4つがあります。
・ひび割れしにくい
・カラーとデザインが豊富
・耐火性に優れている
・人体への安全性が高い
この塗料は、粘性があり建物の揺れに追従できるためひび割れしにくいです。
また、ホルムアルデヒドをあまり発散しないため人体に害が少ないです。
*デメリット
ジョリパットのデメリットは主に以下の2つです。
・汚れやすい
・職人の腕次第で模様の出来が左右される
汚れやすい理由としては、塗装の結果できる凹凸に汚れが溜まりやすくなるからです。
また、デザイン性の高さゆえに仕上がりが職人の腕に依存する傾向があります。
□ジョリパット外壁の塗装時の注意点とは?
多くのメリットがあるジョリパットですが、塗装の際には守らなければならない2つの注意点があります。
1つ目は、専用の塗替え材を要することです。
ジョリパット外壁の質感を保つには、それ専用の塗替え材を用いる必要があります。
また、この塗替え材の塗装には、一般のものと異なる塗装のルールがあるため、それに対応できる職人でなければなりません。
色の種類は豊富に用意されているので、腕の良い職人に依頼できれば心配はないでしょう。
2つ目は、塗装前の高圧洗浄を丁寧に行うことです。
塗装前の洗浄は、塗膜を長持ちさせるために必須です。
ジョリパット外壁を洗浄する際は、表面の凹凸に溜まった汚れや水を時間をかけて除去する必要があります。
また、水を吸収しやすい性質があるため、洗浄時の圧力は弱すぎても強すぎてもいけません。
以上2つの注意点を守って施工できれば、理想の外壁を実現できるでしょう。
□まとめ
今回は、ジョリパットの魅力、そしてデメリット、また塗装時の注意点を解説しました。
高い耐久性とデザイン性を持ち合わせた外壁なので、デメリットや注意点を理解した上でも選ぶ価値がある仕上げ材と言えるでしょう。
外壁塗装をご検討中の方はぜひ当社までご連絡ください。