クロスの塗り替えは簡単にDIYでできる?メリット・注意点・手順を解説
賃貸住宅でも、自分の好きな空間にしたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
壁紙を貼り替えるのは、費用も時間もかかってしまうし、賃貸住宅だと難しいですよね。
でも、諦めるのはまだ早いです。
クロスの上から塗装をする「クロス塗り替え」という方法があります。
クロス塗り替えは、DIYでも簡単にできる方法なので、賃貸住宅でも手軽に部屋の雰囲気を変えられます。
この記事では、クロス塗り替えのやり方や注意点、メリット・デメリットなどを解説していきます。
お部屋の模様替えを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
□クロスの塗り替えはできる?
クロスの上から塗装をする「クロス塗り替え」は、賃貸住宅でもできるDIY方法として注目されています。
しかし、すべてのクロスに塗装できるわけではありません。
クロス塗り替えをする前に、まず確認しておきたいポイントがいくつかあります。
1:クロスの種類
クロスは、大きく分けて「ビニールクロス」と「紙クロス」の2種類があります。
ビニールクロスは、水に強く、汚れがつきにくいのが特徴です。
一方、紙クロスは、水に弱く、汚れがつきやすいのが特徴です。
2:塗装できるクロス
クロス塗り替えができるのは、一般的に「ビニールクロス」です。
現在、日本の住宅で使用されている壁紙のほとんどはビニールクロスなので、塗装できる可能性が高いと言えるでしょう。
しかし、中には、撥水加工や汚れ防止加工が施されているビニールクロスもあり、これらのクロスは塗料がのりにくい場合があります。
塗装前に、必ずクロスが塗装可能かどうかを確認するようにしましょう。
3:塗装できないクロス
紙クロスや、撥水加工や汚れ防止加工が施されているビニールクロスは、塗装できない可能性があります。
これらのクロスに塗装をすると、塗料が剥がれたり、ムラになったりする可能性があります。
また、塗装によって壁紙が傷んでしまう可能性もあるため、注意が必要です。
4:塗装する前に確認すること
クロスが塗装できるかどうかを確認するには、以下の方法があります。
・霧吹きで水をかける
撥水加工がされているクロスは、水滴が玉状になって流れ落ちます。
水滴が玉状になって流れ落ちた場合は、塗装できない可能性があります。
・セロハンテープを貼って剥がす
セロハンテープをクロスに貼って剥がしたときに、クロスが剥がれてきた場合は、塗料が密着しにくい可能性があります。
クロスが剥がれてきた場合は、塗装できない可能性があります。
・目立たない場所で試し塗りをする
クロスの一部分に塗料を塗って、様子を見る方法です。
塗料が弾かれたり、ムラになったりした場合は、塗装できない可能性があります。
□クロス塗り替えのメリット
クロス塗り替えには、次のようなメリットがあります。
1:部屋の雰囲気を簡単に変えられる
クロス塗り替えは、壁紙を貼り替えるよりも手軽に部屋の雰囲気を変えられます。
賃貸住宅でも、自分の好きな色やデザインに塗装することで、個性を表現できます。
2:塗料の色展開が豊富
塗料は、色や種類が豊富です。
自分の好みの色や質感の塗料を選ぶことで、部屋の雰囲気をガラリと変えられます。
また、アクセントカラーとして、一部の壁を違う色に塗装することもできます。
3:部分的な補修ができる
クロスが傷ついてしまった場合、部分的に塗装することで補修できます。
壁紙を貼り替えるよりも、費用を抑えられます。
4:DIYでできる
クロス塗り替えは、DIYでも簡単にできる方法です。
専門業者に依頼するよりも、費用を抑えられます。
5:環境に優しい
クロスを貼り替える場合は、古い壁紙を廃棄する必要があります。
クロス塗り替えは、廃棄物が出ないため、環境に優しい方法と言えます。
□まとめ
クロス塗り替えは、賃貸住宅でもできる手軽なDIY方法です。
部屋の雰囲気を簡単に変えたい、個性を表現したい、費用を抑えたい、環境に優しい方法を探している方は、ぜひクロス塗り替えに挑戦してみてください。
ただし、クロス塗り替えには注意点もあります。
塗装する前に、必ずクロスが塗装可能かどうかを確認するようにしましょう。
また、塗料の種類や塗り方など、事前にしっかりと情報を収集しておくことが大切です。