ジョリパット外壁とは?塗り替えでよくある失敗もご紹介!

ジョリパット外壁の情報収集を始めたいけれど、どこから手をつければいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ジョリパット外壁の特徴や劣化症状、塗り替えでよくある失敗について解説していきます。
ジョリパット外壁について理解を深め、適切な選択の助けになれば幸いです。

目次

□ジョリパット外壁とは?

ジョリパット外壁は、1975年に発売されたアイカ工業株式会社のオリジナル商品です。
外壁の仕上げに使われる塗材で、ひび割れしにくく、色あせしにくい、燃えにくいなどの特徴があります。
140種以上のカラーバリエーションと100種類以上のデザインがあり、選ぶ楽しさがあるのも魅力です。

1:ジョリパット外壁の特徴
ジョリパット外壁は、砂や樹脂を混ぜ合わせて作った塗材です。
そのため、塗り壁調のザラザラした仕上がりとなり、乾燥すると、通常の塗り壁とは異なり肌の荒い石材のような触り心地の材質です。

また、戸建て住宅の場合は、サイディングの上に塗装するケースが多くあります。
サイディングの継ぎ目に施工するコーキングの上にジョリパットを塗装すると、コーキングが見えず、すっきりとしたデザインになります。
艶を抑えた落ち着きのある風合いが好きな方にもおすすめの塗材です。

2:ジョリパット外壁の見分け方
自宅の外壁にジョリパットが使われているかどうかを見分けたいときは、以下の点をチェックしてみましょう。

・手触り
ザラザラした塗り壁調

・コーキングが見えない
サイディングの上に塗装されている場合、コーキングが見えなくなります。

・艶がない
落ち着いたマットな質感

3:劣化症状
ジョリパットを使った外壁が劣化したかどうかは、見た目で判断できます。
年数を追うごとに、以下の劣化症状が発生します。

・色あせ
・水の吸い込み
・カビの発生
・ひび割れ
これらの劣化症状が目立つようになったタイミングで塗り替えを検討するのがよいでしょう。

□塗り替えでよくある失敗について

ジョリパット外壁の塗り替えでは、間違った塗料を選んでしまうケースがあります。
なぜ間違った塗料を選んでしまうのでしょうか。
その原因は、ジョリパット外壁の特徴や注意点が理解できていない、適切な塗料の選び方を知らないなど、さまざまな要因が考えられます。

1:ジョリパット系外壁の種類
「ジョリパット系外壁」は、砂壁状意匠性塗材や意匠性塗材と呼んでいるカテゴリーです。
ジョリパットは、アイカ工業が発売した商品名ですが、他のメーカーからも似たような商品が販売されています。

そのため、一般的には「ジョリパット系外壁」と呼ばれています。
ジョリパット系外壁には、ジョリパット、リシン吹き付け、スタッコ吹き付けなどがあります。

2:塗り替えでよくある失敗例

・ジョリパット系外壁の特徴を理解していない
・専用塗料があることを知らない
・同じように選べると思っている
・雨水を弾く方が良いと思っている
・雨水が浸み込むと雨漏りしやすいと思っている
・ジョリパット系外壁は汚れやすいと思っている

□まとめ

ジョリパット外壁は、独特の風合いと耐久性を持つ優れた外壁材です。
しかし、塗り替えの際には、その特徴を理解し、適切な塗料を選ぶことが重要です。
この記事が、ジョリパット外壁の選び方や塗り替えの判断材料になれば幸いです。

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この記事を書いた人

埼玉県川越市の外壁塗装専門店、日本メンテナンス株式会社代表の大塚です。当店は地元埼玉県川越市を拠点に、これまで1,200棟以上の施工に携わってきました。お客様の中にはお住まいのメンテナンスをどう依頼したらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。そのような方でも安心してご相談いただけるよう、当店ではお見積りはもちろん、屋根や外壁の診断まですべて無料で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください!

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