トタン屋根の種類は?リフォーム方法についてもご紹介

トタン屋根は古くから住宅や工場、倉庫などに使用されてきました。
この記事では、トタン屋根の種類とその特徴から、リフォーム方法まで解説します。
トタン屋根のリフォームを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
 
目次

□トタン屋根の種類とその特徴

 
1つ目は、瓦棒葺きトタン屋根です。
瓦棒葺きトタン屋根は、棟から軒先に向かって縦方向にトタン板を設置するスタイルです。
また、心木と呼ばれる木材も一定の間隔で設置していきます。
棟に対して屋根材が直角になるのが特徴です。
 
2つ目は、縦平葺きトタン屋根です。
縦平葺きは、木製の桟を使用せず、縦に板金を葺いた形状です。
端部は逆V字型に折り曲げられているのが特徴です。
 
3つ目は、波板トタン屋根です。
波板トタン屋根は、トタンを波状に加工して使用します。
この形状にすることにより強度を保ち、勾配が少ない屋根でも適用可能になるのです。
一口に波上と言っても形状は様々で、サイズも多くそろえられています。
 
4つ目は、折板トタン屋根です。
折板トタン屋根は、台形状に加工された屋根材を使用します。
特に工場や倉庫、カーポートなどでよく見られます。
また、自転車置き場や体育館などでもよく採用されています。
 

□トタン屋根のリフォーム方法と屋根材

 
トタン屋根のリフォームには、葺き替えとカバー工法の主に2つがあります。
葺き替え工事は、屋根材を全て取り除き、新しい屋根材で葺き替える方法です。
 
一方、カバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい屋根を施工する方法です。
また、リフォームではなくメンテナンスをしたいということであれば、塗装や部分補修なども候補として挙げられるでしょう。
 
トタン屋根のリフォームの際、よく採用されているのがガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性が高く、錆びにくいという特徴があります。
 
しかし、遮熱性や遮音性は瓦に比べると劣る点もあります。
ガルバリウム鋼板以外にもスレート、瓦、アスファルトシングルなどの屋根材がありますが、トタン自体がもともと他の屋根材に比べて軽量なため、施工前より重量が重くなってしまうと耐震性を損ねる可能性があるのです。
 
こういったことから、同じ金属屋根で軽量なガルバリウム鋼板が選ばれることが多いのが現状です。
 

□まとめ

 
トタン屋根にはいくつか種類があり、リフォーム方法にも多様な選択肢があります。
この記事が、屋根選びや屋根リフォームに役立つ一助となれば幸いです。
また、屋根塗装・屋根修繕をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。
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この記事を書いた人

埼玉県川越市の外壁塗装専門店、日本メンテナンス株式会社代表の大塚です。当店は地元埼玉県川越市を拠点に、これまで1,200棟以上の施工に携わってきました。お客様の中にはお住まいのメンテナンスをどう依頼したらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。そのような方でも安心してご相談いただけるよう、当店ではお見積りはもちろん、屋根や外壁の診断まですべて無料で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください!

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