モルタルの上に塗装する際の注意点をご紹介します!
モルタル外壁に細かいひび割れが目立ってきて、塗装すべきかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、モルタル外壁を塗装すべきタイミング、モルタルの上に塗装する際の注意点について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□モルタル外壁を塗装すべきタイミングとは?
モルタル外壁を塗装すべき年数の目安と、その際に発生する劣化症状についてご紹介します。
まず、築5〜8年ほどで、モルタルの塗装を行いましょう。
早すぎではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、新築時の塗装は3〜5年ほど経つと劣化してしまい、その後はどんどん傷んでしまいます。
そのため、本来であれば築5〜8年がベストといえます。
モルタルを雨水や摩耗から守る役割を果たす塗装ですが、紫外線が主な原因となり傷んでしまい、そのまま放置するとひび割れや雨漏りのリスクが高まります。
適切な時期に塗り替えて、モルタルを劣化から守りましょう。
塗装すべきタイミングがわかる劣化症状としては、以下の通りです。
1つ目は、水をかけると染み込むことです。
ホースや霧吹きで水をかけてみて、染みができる場合は、塗装が必要なサインです。
新築時は表面が塗装されており、水を弾く状態になりますが、時間が経つと紫外線によって表面に劣化が進み、水を吸収する状態になってしまいます。
そのまま放置すると、コケやカビ、ひび割れなどの問題が発生します。
劣化を防ぐためには、適切なタイミングで塗装することが重要です。
2つ目は、触ると手に粉が付くことです。
モルタル壁を触ってみて、外壁と同じ色の粉が付く場合、塗装が必要なサインです。
塗料は色を付ける粉と水を弾くための油で構成されていますが、年月が経つにつれて油が分解され、粉だけが残ってしまいます。
つまり、油がなくなると水を弾く効果がなくなってしまい、モルタルは常に水を吸収する状態にあるため、放置すると劣化が進行してしまいます。
□モルタルの上に塗装する際の注意点とは?
モルタルの上に塗装する際の注意点としては、仕上がりを良くするために下地処理を行うことが挙げられます。
汚れやコケ、旧塗膜が残ってしまっている段階で塗装すると仕上がりにも影響するため、高圧洗浄やケレン作業をして表面をきれいにしてから進めましょう。
□まとめ
モルタル外壁を塗装する目安は築5〜8年が最適です。
築年数以外にも、ご紹介した劣化症状が見られた場合は塗装を検討してください。
放置してコケやカビ、ひび割れが発生しないように、普段から外壁を確認しておきましょう。