屋根塗装における塗料の塗り方とは?塗料を塗る際の注意点もご紹介!
屋根の塗装は建物の耐久性に影響を及ぼすため、ちゃんとしておきたいがやり方に不安がある方も多いのではないでしょうか。
自力での屋根塗装は危険を伴う上、DIYでできる範囲には限りがあります。
十分に安全を考慮したうえで行ってください。
今回は屋根塗装における塗料の塗り方と塗る際の注意点をご紹介します。
目次
□屋根塗装における塗料の塗り方をご紹介!
まず、用意する道具は塗料、ローラーと刷毛、コーキング用品、シーリング用品、ワイヤーブラシやヤスリ、サンダー、ヘラ、マスキングテープ、ポリシート、ほうきや雑巾等の掃除用具、タスペーサーです。
次に、安全対策用の道具が安全ベルト、ヘルメット、安全靴、命綱です。
これらの道具は安全を守るために必ず用意してください。
加えて手順について解説します。
・塗料や刷毛、命綱等の道具一式を揃える
・足場の専門業者が足場を設置する
・足場とその周りを囲う
・屋根の下地処理を行う
・下塗りを行う
・中塗りと上塗りを行う
・専門業者が足場を解体する
足場に関する工程は自力で行うことは難しいので専門業者に任せることをおすすめします。
また、屋根塗装は安全と塗装の完成度のためにも手順に従うことが重要です。
□塗料を塗る際の注意点とは?
1.塗り替えの回数を確認する
屋根材によっては何度も塗り重ねることで塗膜が厚くなり、ひび割れの原因になります。
特に、スレート瓦屋根の場合は前回の塗装をいつしたのか、どれぐらいの劣化なのかにもよりますが3回の塗装が限界です。
塗装回数が3回を超えている場合、屋根材自体の交換をおすすめします。
2.劣化状況を確認する
屋根材には先ほどのスレート瓦屋根やトタン屋根、金属屋根、モニエル瓦などたくさんのものがあります。これらの代表的な屋根材そのものに大きな損傷がみられると屋根の塗装だけでは不十分です。
特に、クラック現象と呼ばれるひび割れが激しい場合は塗装は不可能で屋根材自体を取り替える必要があります。
屋根材の損傷具合から塗装ができるか判断するのは難しいので専門業者に診断を依頼することをおすすめします。
□まとめ
屋根塗装は屋根材の保護だけでなく、建物の耐久性を高めるためにも重要です。
屋根塗装をDIYで行う場合は危険を伴うため、必ず安全対策を万全にして行ってください。
また、屋根塗装を始める前に屋根材の塗り替え数や劣化状況など屋根塗装ができる状態かどうかをしっかり見極めることが大切です。