紫外線に強い塗料とは？外壁が色あせしにくい塗料の色もご紹介！

外壁は常に紫外線を浴びるため、徐々に劣化してしまいます。
そのため、より外壁塗装を長持ちさせるためには紫外線に強く、色あせしにくい塗料の色を選ぶ必要があります。
しかし、多くの塗料の中から紫外線に強い塗料を選ぶのは難しいですよね。
今回は紫外線に強いラジカル塗料と、色あせしにくい色についてご紹介します。

□紫外線に強い「ラジカル塗料」とは

全ての塗料には、必ず酸化チタンという化学物質が含まれています。
この酸化チタンが紫外線を浴びると、劣化の原因となるラジカルを発生させ塗膜を壊す原因になります。

一方、今回ご紹介する「ラジカル塗料」はそのラジカルを制御する働きを持っています。
そのため、塗膜の劣化や外壁の色あせを防げます。

耐久年数の高い塗料は、それに伴ってどうしても価格が高くなってしまいます。
外壁塗装の予算をなるべく抑えたいという方は、価格が低めなラジカル制御塗料を選ぶことをおすすめします。

□外壁が色褪せしにくい塗料の色とは

＊白

顔料として使用されている酸化チタンは無機顔料であるため、色素の結合を切断されることが少なく化学変化も起こりにくいため、白色が一番色あせしにくい色であるといえます。
しかし、汚れが目立ちやすいというデメリットもあるため、色あせしにくいからといって必ずしも白色が外壁塗装の際に一番長持ちする色であるという訳ではありません。

＊黒

黒色の塗料の顔料は、カーボンブラックという原料からできています。
このカーボンブラックはとても強固な炭素結合で、光に分解されないという特徴があるため、色あせしにくい色であるといえます。
しかし、黒色も白色と同様に外壁の汚れが目立ちやすく、光沢とセットになっているため、艶がなくなってしまった時に色あせたような印象を与えてしまいます。

＊青

白、黒に次いで色あせしにくい色が青色です。
元素同士の結合が耐光性に優れているため色あせしにくいです。
しかし、外壁塗装の色あせは色素の結合だけが原因ではなく、顔料と塗膜にも大きく影響されるため、色素の切断とセットで考慮することが大切です。

□まとめ

今回は紫外線に強いラジカル制御塗料と外壁塗装で色あせしにくい色についてご紹介しました。
紫外線に強い塗料や色あせしにくい色を使用することでメンテナンスの回数を減らし、費用を抑えられます。
当社では、国産前メーカーの塗料に対応しており、無料診断も承っておりますのでお気軽にご連絡ください。