耐候性が高い塗料である無機塗料についてご紹介します!
外壁塗装をお考えの方は無機塗料という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
無機塗料は無機物を主成分とした塗料を指し、有機塗料と対になる物です。
今回は、そんな無機塗料についてご紹介します。
塗料にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
□耐候性の高い無機塗料のメリット・デメリットについて
*メリットについて
無機塗料は寿命が長く他の塗料と比較して耐候性が高い特徴を持ちます。
耐候性とは変色、劣化などの変形が屋外で使用された場合に起こりにくい性質のことです。
15年間の耐候性があるため、外壁の表面部分を長期間にわたって守れます。
また、主に無機物からできているので有機塗料と比べて燃えにくく、火事の被害が大きくなりにくいというメリットもあります。
さらに有機物がないことでカビやコケが発生しにくく、カビやコケによる外壁の劣化の影響を受けにくいというメリットもあります。
*デメリットについて
上記のような多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
無機塗料は値段が高い傾向があります。
また、無機塗料は有機塗料と比べて伸縮性が低いためひび割れしやすいという特徴があることも把握しておきましょう。
□無機塗料を選ぶ際の注意点とは?
ここからは、実際に無機塗料を選んだ際に注意する点についてご紹介します。
1つ目の注意点として、同じ無機塗料という名前であっても成分の配合量に違いがあるという点です。
無機物の割合が高いほうが良いというわけではなく、配合率によって塗料の特徴が変わるという点を考えて自分たちに合ったものを選ぶようにしましょう。
2つ目の注意点として、無機塗料では塗装できないところもあるという点です。
無機塗装は塗膜と呼ばれる、塗料が乾燥して膜になった部分が硬いという特徴があります。
そのため、塗る部分が壊れやすかったり、地震で大きく動く場所であると塗れなかったりするのです。
3つ目の注意点として、職人の腕の影響を受けやすい点です。
無機塗料は扱いが難しいため、職人の腕によってその効果に影響があることを理解しておきましょう。
□まとめ
今回は無機塗料についてご紹介しました。
無機塗料は寿命が長いことや耐候性が高いメリットがある一方で配合量に違いがあり、同じ無機塗料という名前でも特徴が異なることがあります。
当社は外壁塗装も取り扱っています。
何かわからないことや気になることがある方は、ぜひ当社までご相談ください。