防水工事とは?目的や代表的な施工法をご紹介します!

住まいを雨水などから守るためには、防水工事を行う必要があります。
今回は、家が雨漏りしてお困りの方や防水工事を検討している方に向けて、防水工事をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

□防水工事について

防水工事とは、水が建物内部に入り込まないようにするための工事です。
防水工事は、ビルやマンションなどの大型の建物から戸建て住宅まで、さまざまな建造物において必要不可欠です。
施工箇所としては、水の侵入源となる屋上、屋根、ベランダ、バルコニーや外壁などが一般的です。

通常、新築時は防水工事を施したばかりであるため、工事の不備がない限り外部から水が侵入してくる恐れはありません。
しかし、年数が経つとともに建物にひび割れや傷みが発生し、そこから水が内部に浸水することがあります。
そのような場合には防水工事が必要です。

建物に防水工事を施す目的は、建物の劣化を防ぐことと、快適な住まいを維持することの2つあります。
それぞれご説明します。

 

*建物の劣化を防ぐ

建物内部に雨水が浸水してしまうと、建物を支える柱や梁が腐ったり、鉄骨に錆が生じたりして、建物の老朽化が進んでしまいます。
住宅の耐久性も低下してしまうため、漏水している箇所を見つけたら、早めに工事を依頼する必要があります。

 

*快適な住まいを維持する

雨漏りはもちろんですが、目に見えないところで漏水が起こり、カビが発生してしまう可能性もあります。
カビが発生すると、ぜんそくや鼻炎などのアレルギーを引き起こしてしまう恐れがあります。
安心して健康に暮らせる住まいを保つためにも、防水工事は建物にかかわる大切な工事の1つと言えます。

 

□防水工事の代表的な施工法

続いて、防水工事の代表的な施工法をご紹介します。

1つ目は、ウレタン防水です。
ポリオールなどの硬化剤を攪拌した液状の防水材を塗布する工法で、場所を選ばずに施工しやすいというメリットがあります。
費用もお手頃で、施工費用を抑えたいと考えている方にもおすすめです。

2つ目は、FRP防水です。
液体状のポリエステル樹脂を塗布しながら表面を硬化させる工法です。
熱や紫外線、薬品に強いのがメリットです。
また、工期も1日2日で終わるため、できるだけ早く済ませたい方におすすめです。

3つ目は、塩ビシート防水です。
塩化ビニル樹脂のシートを貼る工法で、耐久性・耐摩耗性に優れています。
また、低コスト且つ短期間である点もメリットの1つです。

4つ目は、ゴムシート防水です。
合成ゴムシートを下地に貼ります。
施工性が高く、亀裂に追随しやすいです。

5つ目は、アスファルト防水です。
防水シートの上に高温のアスファルトを塗り、それを補強していく防水方法です。

 

□まとめ

本記事では、防水工事について基本的な知識をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
自宅の防水工事を検討中の方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

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この記事を書いた人

埼玉県川越市の外壁塗装専門店、日本メンテナンス株式会社代表の大塚です。当店は地元埼玉県川越市を拠点に、これまで1,200棟以上の施工に携わってきました。お客様の中にはお住まいのメンテナンスをどう依頼したらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。そのような方でも安心してご相談いただけるよう、当店ではお見積りはもちろん、屋根や外壁の診断まですべて無料で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください!

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