屋根塗装に下地処理は必要?下地処理の仕方もご紹介!

雨漏りの発生を防止するために、いくつもの工程を重ねて完了する屋根塗装。
塗料を3回重ね塗りすることはご存じかもしれませんが、下地処理の重要性を理解している方は少ないのではないでしょうか。
今回は、屋根塗装における下地処理の必要性と下地処理の仕方についてご紹介します。
ぜひ参考にして下さい。

目次

□屋根塗装に下地処理は必要?

屋根塗装において下地処理は必要です。
下地処理をしなければ、屋根塗装の効果が薄れてしまうからです。
下地処理をしないことによる屋根塗装の具体的なリスクを3つご紹介します。

1つ目は、ひび割れが補修されないことです。
屋根塗装におけるひび割れの補修は、下地処理の段階で行います。
ひび割れが埋められていない状態で塗料を塗っても、すぐにひび割れが起こってしまうからです。
また、ひび割れ部分に均等に塗料がつかないため、見栄えも悪くなってしまいます。

2つ目は、塗膜の剥離がおこることです。
屋根にゴミや古い塗膜が残っていると塗料が屋根に密着しないため、塗膜が剥がれやすくなってしまうのです。
下地処理として、高圧洗浄で屋根のカビやホコリ、古い塗膜などを洗い落とす必要があります。

3つ目は、塗膜のふくれが生じることです。
古い塗膜を洗い落とさないまま塗料を塗ったり、屋根材が重なっている部分の塗膜を切って雨の通り道を作らなかったりすると、塗膜がふくれてしまい、見栄えが悪くなってしまいます。

□下地処理の仕方をご紹介!

下地処理の仕方を4つご紹介します。

1:高圧洗浄
強い水圧で屋根の汚れを洗い落とすことです。
水圧が強すぎると屋根材が傷ついてしまうため、注意が必要です。

2:ケレン作業
紙やすりやワイヤーブラシなどを使用して金属製のサビや古いペンキの塗膜などを手作業で除去することです。
特に、金属製のトタン屋根はサビ落としのためにケレン作業をすることが多いです。

3:コーキング補修
屋根のパネルとパネルの間にコーキング材を使用します。
また、屋根のひび割れが軽度の場合、コーキング材で補修することもあります。
しっかりと雨漏り補修をしつつ、きれいな見た目に仕上げるための重要な作業です。

4:セメント補修
屋根の損傷がひどい箇所にセメントを塗り、補修します。

□まとめ

今回は、屋根塗装に下地処理が必要な理由と下地処理の仕方についてご紹介しました。
雨漏り補修・劣化の修繕・見た目の美化という屋根塗装の目的を果たすためにも、下地処理は必ずしなくてはなりません。
また、下地処理には様々な方法がありますが、その中でも屋根の汚れを落とす作業と損傷個所を補修する作業は必須です。

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この記事を書いた人

埼玉県川越市の外壁塗装専門店、日本メンテナンス株式会社代表の大塚です。当店は地元埼玉県川越市を拠点に、これまで1,200棟以上の施工に携わってきました。お客様の中にはお住まいのメンテナンスをどう依頼したらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。そのような方でも安心してご相談いただけるよう、当店ではお見積りはもちろん、屋根や外壁の診断まですべて無料で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください!

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