屋根に錆止め塗料は良いの?メリットとデメリットについてご紹介
家の外観は第一印象として大切なので、なるべく屋根はサビさせたくないとお考えの方も多いのではないでしょうか。
また、錆止め塗料を屋根に塗布するメリットとデメリットが分からず困っている方もいるかもしれません。
そこで今回は、屋根に錆止め塗料を使うメリット・デメリットと実際に使われる錆止め塗料の色の種類について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□錆止めをつかうメリットとデメリット
*錆止めを使うメリット
1つ目のメリットは、鉄を保護してサビにくくできることです。
サビの原因は主に空気中に含まれる酸素です。
したがって錆止めを塗ることで鉄が保護され、サビの主な原因である酸素が直接、鉄に触れることがなくなります。
そのため、鉄がサビにくくなります。
2つ目のメリットは、錆止めを塗ることで鉄をより長持ちさせられることです。
使用する錆止めの種類にもよりますが、錆止めの耐用年数は約5年です。
そのため、錆止めを塗らない状態の鉄よりも鉄をサビさせずに、長持ちさせられます。
*錆止めを使うデメリット
錆止めを使うデメリットの1つ目は、塗るための手間がかかることです。
2つ目は、錆止め塗料を塗って乾燥させるのに長い時間がかかることです。
錆止め塗料を塗った後は、最低でも1時間は待つ必要があります。
また、塗料によっては何時間も待つ必要があるものも存在するため、注意が必要です。
3つ目は、錆止め塗料を塗り慣れていない人が塗ると仕上がりにムラができてしまうことです。
ムラができると錆止め塗料が持つ本来の効果が正しく発揮されない可能性もあります。
□錆止めにはどんな色がある?
昔は赤色の錆止め塗料が主流でしたが、現在では錆止め塗料は赤色・白色・グレーが基本の色です。
仕上げ塗料に合わない色の錆止め塗料を塗装してしまうと、仕上げの色がイメージと異なるといったように仕上がりに大きく影響してしまいます。
したがって、仕上げ塗料が明るめな時や、薄い色の場合は白やグレーの錆止め塗料を使用して塗装します。
逆に、仕上げ塗料が黒やダークブラウンなどの暗めな色の場合は赤の錆止め塗料を使用します。
□まとめ
錆止め塗料を使うことでサビができにくくなるというメリットがあります。
ただ、手間や時間がかかるというデメリットも存在するので頭に入れておきましょう。
錆止め塗料は赤色・白色・グレーの3種類があります。
また、錆止め塗料と仕上げ塗料の色は仕上がりに影響するので錆止め塗料は仕上げ塗料の色に合わせて塗るようにしましょう。