外壁塗装塗料選びで後悔しない!種類別の特徴と選び方のポイントを解説

外壁塗装は、家の寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。
しかし、塗料の種類が多く、それぞれ特徴や価格帯も異なるため、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装塗料の種類別の特徴や選び方のポイントを解説します。

目次

□外壁塗装塗料の種類と特徴

外壁塗装では、様々な種類の塗料が使われます。
それぞれの塗料は、耐久性、価格、性能など、様々な特徴を持っています。
ここでは、外壁塗装でよく耳にする「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」「無機」といった塗料の種類について、それぞれの特徴や価格、耐用年数を分かりやすく解説していきます。
それぞれの塗料のメリット・デメリットを比較することで、読者が自分の家の状況やニーズに合った塗料選びができるようにサポートします。

1: アクリル塗料

アクリル塗料は、最も安価な塗料です。
価格が安い分、耐久性も低く、耐用年数は5~8年程度と短めです。
そのため、近年では、新築のマンションや店舗など、頻繁に塗り替えを行う建物に多く使用されています。
アクリル塗料のメリットは、価格が安く、作業性が良いことです。
デメリットとしては、耐候性、耐水性、耐汚染性が低く、耐久性が低いことが挙げられます。

2: ウレタン塗料

ウレタン塗料は、アクリル塗料よりも耐久性が高く、耐用年数は7~10年程度です。
価格もアクリル塗料よりも少し高くなります。
ウレタン塗料は、アクリル塗料よりも耐候性、耐水性、耐汚染性が高く、耐久性も向上しています。
そのため、住宅の外壁塗装に多く使用されています。
しかし、近年では、シリコン塗料やフッ素塗料など、より高性能な塗料が登場したため、ウレタン塗料の使用は減少傾向にあります。

3: シリコン塗料

シリコン塗料は、ウレタン塗料よりもさらに耐久性が高く、耐用年数は10~13年程度です。
価格もウレタン塗料よりも高くなります。
シリコン塗料は、ウレタン塗料よりも耐候性、耐水性、耐汚染性がさらに高く、耐久性も向上しています。
そのため、住宅の外壁塗装に多く使用されています。
近年では、シリコン塗料よりもさらに耐久性が高く、低汚染性能も備えたラジカル制御型塗料が登場したため、シリコン塗料の使用は減少傾向にあります。

4: ラジカル制御型塗料

ラジカル制御型塗料は、シリコン塗料よりもさらに耐久性が高く、耐用年数は12~15年程度です。
価格もシリコン塗料よりも高くなります。
ラジカル制御型塗料は、シリコン塗料よりも耐候性、耐水性、耐汚染性がさらに高く、耐久性も向上しています。
また、ラジカル制御型塗料は、低汚染性能も備えているため、汚れが付きにくく、美観を長く保てます。
近年では、シリコン塗料よりも耐久性が高く、低汚染性能も備えたラジカル制御型塗料が人気です。

5: フッ素塗料

フッ素塗料は、最も耐久性が高く、耐用年数は15~20年程度です。
価格は、シリコン塗料よりもさらに高くなります。
フッ素塗料は、耐候性、耐水性、耐汚染性が非常に高く、耐久性も非常に高い塗料です。
そのため、高層マンションやビルなど、長期間メンテナンスが難しい建物に多く使用されています。
フッ素塗料は、高価ですが、長寿命で、メンテナンス費用を抑えられるというメリットがあります。

6: 無機塗料

無機塗料は、フッ素塗料と同様に耐久性が高く、耐用年数は15~20年を超える場合もあります。
価格は、フッ素塗料とほぼ同等です。
無機塗料は、耐候性、耐水性、耐汚染性が非常に高く、耐久性も非常に高い塗料です。
また、無機塗料は、耐アルカリ性も優れているため、外壁の劣化を防ぐ効果も期待できます。
無機塗料は、高価ですが、長寿命で、メンテナンス費用を抑えられるというメリットがあります。

□外壁塗装工事で失敗しないための塗料の選び方

外壁塗装の塗料選びは、家の寿命を左右する重要な選択です。
失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえましょう。

1: 自分の家の状況に合った塗料を選ぶ

外壁塗装の塗料を選ぶ際には、まず自分の家の状況に合わせて塗料の種類を選ぶことが重要です。
例えば、築年数が古い家や、外壁の劣化が激しい場合は、耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料を選ぶのがおすすめです。
一方、築年数が新しい家や、外壁の状態が良い場合は、シリコン塗料やラジカル制御型塗料でも十分な耐久性を発揮します。

2: 予算と相談して塗料を選ぶ

外壁塗装の塗料は、種類によって価格が大きく異なります。
予算に合わせて、最適な塗料を選ぶようにしましょう。
安価な塗料は、耐久性が低いため、頻繁に塗り替えが必要になります。
高価な塗料は、耐久性が高いため、長期間メンテナンス費用を抑えられます。
予算と相談して、長期的に見て最適な塗料を選びましょう。

3: 専門業者に相談する

外壁塗装の塗料選びは、専門知識が必要となります。
複数の専門業者に見積もりを依頼し、それぞれの業者からアドバイスを受けるようにしましょう。
専門業者は、家の状況や予算に合わせて、最適な塗料を選んでくれます。
また、専門業者から、塗料の選び方や施工方法に関するアドバイスを受けることもできます。

4: 施工事例を確認する

外壁塗装の塗料を選ぶ際には、実際に施工された事例を確認することが重要です。
施工事例を見ることで、塗料の色や質感、仕上がりイメージなどを把握できます。
複数の専門業者から施工事例を見せてもらい、自分のイメージに合った塗料を選ぶようにしましょう。

□まとめ

外壁塗装の塗料選びは、家の寿命を左右する重要な選択です。
この記事では、外壁塗装塗料の種類別の特徴や選び方のポイントを解説しました。
自分の家の状況や予算に合わせて、最適な塗料を選び、安心して外壁塗装工事を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

埼玉県川越市の外壁塗装専門店、日本メンテナンス株式会社代表の大塚です。当店は地元埼玉県川越市を拠点に、これまで1,200棟以上の施工に携わってきました。お客様の中にはお住まいのメンテナンスをどう依頼したらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。そのような方でも安心してご相談いただけるよう、当店ではお見積りはもちろん、屋根や外壁の診断まですべて無料で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください!

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