外壁塗装の時期はいつが最適?劣化症状から見極める3つのポイント!
築年数が経ってきた家を長く綺麗に保ちたい、住まいのメンテナンスをしっかりしたいと考えているあなた。
家は建てて終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要だと理解しているものの、外壁塗装の適切な時期が分からず、いつ行えば良いのか悩んでいるのではないでしょうか。
外壁塗装は、家の寿命を長く保つための重要なメンテナンスです。
適切な時期に塗装を行うことで、外壁の劣化を遅らせ、美観を保つことができます。
では、外壁塗装の適切な時期はいつなのでしょうか。
□外壁塗装の時期はいつ?
*外壁の劣化状態から判断する
外壁塗装の適切な時期は、外壁の劣化状態によって判断します。
一般的には10年前後が目安ですが、建物の立地環境や使用されている塗料の種類によっても異なります。
*劣化症状と塗装時期の目安
外壁の劣化症状には、以下のようなものがあります。
1:チョーキング
チョーキングは、外壁を手で触った際に、白い粉が付着する現象です。
これは、塗料の劣化によって、塗膜表面が粉状になっている状態です。
チョーキングが発生したら、早めの塗装が必要です。
2:カビ・コケ
カビやコケは、外壁に水分が溜まりやすい場所に発生します。
湿気が多い場所や日陰になる場所に発生しやすいです。
カビやコケが発生したら、早めに除去し、塗装を行う必要があります。
3:コーキングの劣化
コーキングは、外壁の隙間を埋めるためのシーリング材です。
コーキングが劣化すると、ひび割れや剥がれが発生し、雨水が浸入しやすくなります。
コーキングが劣化したら、早めの補修が必要です。
4:外壁のひび割れ
外壁にひび割れが発生すると、雨水が侵入しやすくなり、外壁の劣化が加速します。
ひび割れは、放置すると大きくなるため、早めに補修が必要です。
5:塗装の剥がれ
塗装が剥がれると、外壁がむき出しになり、雨水や紫外線に直接さらされることになります。
塗装が剥がれたら、早めの補修が必要です。
□最適な時期を見極める3つのポイント
外壁塗装の適切な時期は、建物の状態や使用されている塗料の種類によって異なります。
ここでは、最適な時期を見極めるための3つのポイントを紹介します。
1: 塗料の耐用年数から判断する
外壁塗装で使用される塗料には、さまざまな種類があります。
それぞれ耐用年数が異なるため、現在の塗料の種類を確認することで、次の塗り替え時期の目安を知ることができます。
・アクリル塗料:5~8年
・ウレタン塗料:7~10年
・シリコン塗料:10~15年
・ラジカル塗料:12~15年
・光触媒塗料:12~20年
・フッ素塗料:15~20年
・無機塗料:20~25年
2:劣化症状から判断する
同じ種類の塗料を使用した場合でも、施工品質や塗装時の下地の劣化具合、建物の立地条件、周辺環境などによって耐用年数が異なります。
そのため、塗料の耐用年数と共に現在の劣化症状をよく見極めることが重要です。
3:専門会社に相談する
外壁塗装の時期がわからない場合は、専門会社に相談することをおすすめします。
専門会社は、建物の状態や塗料の種類を診断し、最適な時期を判断してくれます。
□まとめ
外壁塗装は、建物の寿命を長く保つための重要なメンテナンスです。
適切な時期に塗装を行うことで、外壁の劣化を遅らせ、美観を保つことができます。
外壁塗装の適切な時期は、外壁の劣化状態や使用されている塗料の種類によって異なります。
劣化症状や塗料の種類、耐用年数を参考に、最適な時期を判断しましょう。
わからない場合は、専門会社に相談することをおすすめします。