外壁の漆喰塗り替えのメリットデメリットからメンテナンスまで解説
マイホームを建てる予定、または塗り替えを検討している方は、おしゃれで機能性の高い外壁材を探しているかもしれません。
そんなあなたにぜひ知っておいてほしいのが、古来より日本家屋で使われてきた伝統的な素材「漆喰」です。
今回は、漆喰外壁のメリットとデメリットについて解説します。
□漆喰外壁のメリット
漆喰は、調湿性や耐久性、安全性など、数々の魅力を持つ外壁材です。
近年では、シックハウス症候群対策としても注目されています。
1:調湿効果で快適な室内環境を実現
漆喰は、空気中の水分を吸収したり放出したりすることで、室内の湿度を調整する効果があります。
そのため、夏は涼しく、冬は暖かく、一年を通して快適な室内環境を実現できます。
2:優れた耐久性で長持ちする外壁
漆喰は、空気中の二酸化炭素と反応して硬化する性質があり、経年劣化しにくいため、適切なメンテナンスを行うことで100年以上も持つと言われています。
3:安全性が高く、安心できる素材
漆喰は、天然の素材でできており、人体に有害な物質を含みません。
そのため、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用できます。
4:デザイン性の高さで個性を表現
漆喰は、白く美しい外観が特徴で、和風建築だけでなく、洋風建築にもよく合います。
また、さまざまな色や模様に仕上げられるため、個性的な外壁デザインを実現できます。
□漆喰外壁のデメリットと費用・塗り替え
漆喰は素晴らしい素材ですが、デメリットも存在します。
1:費用が高い
漆喰の施工費用は、一般的な外壁材に比べて高額です。
これは、漆喰の施工には熟練の左官職人が必要で、乾燥時間や塗り重ねなどの工程に時間がかかるためです。
2:施工が難しい
漆喰は、水加減や塗り方など、熟練の技術が必要な素材です。
そのため、施工できる職人が限られている場合もあります。
3:メンテナンスが必要
漆喰は、他の外壁材に比べて、ひび割れや傷がつきやすいという特徴があります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
メリット以外に、以上のデメリットも把握しておく必要があります。
□まとめ
漆喰外壁は、調湿性や耐久性、安全性など、多くのメリットを持つ一方で、費用が高い、施工が難しい、メンテナンスが必要など、デメリットも存在します。
漆喰外壁を採用するかどうかは、ご自身のライフスタイルや予算、住まいの条件などを総合的に判断して決める必要があります。
この記事が、あなたにとって最適な外壁材選びの参考になれば幸いです。