外壁のメンテナンス方法!長持ちさせる秘訣を紹介

外壁は、日々風雨に晒され、汚れや劣化は避けられません。
いつまでも美しい外観を保ち、家の寿命を長くするためには、適切なメンテナンスが不可欠です。
今回は、外壁のメンテナンスについて、種類別の劣化サイン、メンテナンス頻度、メンテナンス方法などを解説します。

目次

外壁のメンテナンス方法の基礎知識

外壁の種類と劣化サインの見分け方

外壁材には、窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディング、モルタル、タイルなど様々な種類があります。
それぞれに特徴があり、劣化サインも異なります。

窯業系サイディングは、7~8年で塗装の劣化(チョーキング、色あせ、ひび割れ)が始まりやすく、コケやカビの発生も見られます。
金属系サイディングは10~15年程度で色あせやサビが発生する可能性があります。
木質系サイディングは、約10年で亀裂やチョーキング、コケ・カビが発生しやすくなります。
樹脂系サイディングは10~20年と比較的長持ちしますが、紫外線による劣化や亀裂に注意が必要です。
モルタルは8~10年でチョーキング、コケ・カビ、ひび割れなどが発生します。
タイルは20年と最も長持ちする素材ですが、目地や接着剤の劣化に注意が必要です。

素材別のメンテナンス頻度と寿命

外壁材の寿命やメンテナンス頻度は、素材の種類、気候、環境などによって大きく異なります。
上記の通り、タイルは約20年、樹脂系サイディングは10~20年、金属系サイディングは10~15年、窯業系サイディングは7~8年、モルタルは8~10年程度が目安です。
ただし、これはあくまで目安であり、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことが可能です。

外壁のメンテナンス方法と具体的な手順

清掃方法と注意点

外壁の清掃は、高圧洗浄機を使用する方法と、ブラシやスポンジで洗う方法があります。
高圧洗浄機を使用する場合は、周囲への飛散に注意し、外壁材を傷つけないよう適切な圧力で行う必要があります。
ブラシやスポンジを使用する場合は、汚れに合わせた洗剤を使用し、優しく丁寧に汚れを落とします。
高所作業は危険ですので、安全に配慮するか、専門業者に依頼しましょう。

シーリングの補修方法

シーリングは、外壁材の隙間を埋めて防水性を保つ重要な役割を担っています。
劣化が見られた場合は、専門業者に依頼して補修または打ち替えを行うことをお勧めします。
ひび割れや剥がれが見られたら、早めの対応が重要です。

塗装方法と塗料選び

外壁塗装は、専門業者に依頼するのが一般的です。
塗料の種類は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などがあり、それぞれ耐久年数と価格が異なります。
耐久性の高い塗料を選ぶことで、メンテナンス頻度を減らすことができます。

DIYで行うメンテナンスの可否と限界

外壁の清掃や簡単な補修はDIYで行うこともできますが、高圧洗浄や塗装、シーリング補修などは専門知識と技術が必要なため、専門業者に依頼することをお勧めします。
DIYで無理な作業を行うと、かえって外壁を傷めてしまう可能性があります。

まとめ

外壁のメンテナンスは、家の寿命を延ばし、資産価値を維持するために非常に重要です。
適切なメンテナンスを行うことで、美観を保ち、修繕費用を抑えることも可能です。
素材別の劣化サイン、メンテナンス頻度、費用を理解し、状況に応じて清掃、シーリング補修、塗装などの適切な方法を選択することが大切です。

DIYも選択肢の一つですが、安全を確保し、専門家のアドバイスを得ることも重要です。
定期的な点検と専門業者への相談を心がけ、長く安心して暮らせる住まいを維持しましょう。

当社は屋根・外壁塗装専門店です。
外壁の状態の診断も無料で行っておりますので、メンテナンスを検討されている方はぜひ当社にお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

埼玉県川越市の外壁塗装専門店、日本メンテナンス株式会社代表の大塚です。当店は地元埼玉県川越市を拠点に、これまで1,200棟以上の施工に携わってきました。お客様の中にはお住まいのメンテナンスをどう依頼したらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。そのような方でも安心してご相談いただけるよう、当店ではお見積りはもちろん、屋根や外壁の診断まですべて無料で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください!

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