外壁のカビを放っておくとどうなるの?カビがもたらす悪影響についてご紹介します!
外壁にカビが生えてしまったら、どうしたら良いのでしょうか。
そもそも、なぜカビが生えるのか知っていますか。
今回は、外壁にカビが発生する原因と、カビを放置してしまうとどうなるのかをご紹介します。
外壁のカビでお困りの方、放っておくとどうなるのか知りたい方、必見です。
□外壁にカビが発生する原因をご紹介!
はじめに、外壁にカビが発生してしまう要因をご紹介します。
カビの胞子は、空気中に浮遊していて、外壁に簡単に付着します。
その外壁がカビにとって快適な環境であった場合、カビはどんどん成長していきます。
では、どんな環境で繁殖しやすいのでしょうか。
まず、日当たりの悪い北側の壁や、隣の建物によって日光が遮られている場所です。
次に、住宅密集地のように隣の家との距離が近く、風通しが悪い場所もまたカビが生えやすいのです。
他にも、田んぼや川が近くにあったり、植物が家の周りにあったりするとカビは発生しやすくなります。
また、環境だけでなく、外壁の素材によってもカビが生えやすい場合があります。
特に、凹凸のある外壁は雨水や汚れが溜まりやすいため、カビにとって快適な環境が生まれやすく、カビが繁殖しやすいのです。
さらに、経年劣化をしている外壁の場合、汚れやすくなるためカビが繁殖しやすい環境になってしまいます。
□外壁のカビを放置することで生じる問題とは?
外壁にできたカビを放置すると、どんなことが起きるのでしょうか。
放置してしまうと、多くの悪影響があるため、それぞれご紹介します。
*見た目が悪くなる
カビを放置し続けると、面積が広がるのはもちろんのこと、根を深く張り外壁の奥深くまで侵食します。
そうなると、除去は難しく専門の会社に依頼しなければなりません。
また、発生から長くなるにつれて、日光や乾燥に耐性ができるため、人目のつきやすいところまでカビが広がり、とても汚く見えてしまいます。
初期であれば、軽く流したり拭いたりするだけで落ちるため、早めに対処しましょう。
*アレルギーの原因になる
カビは、湿疹やかゆみ、鼻炎、咳などをはじめとするアレルギー症状を引き起こします。
特に、喘息があるお子さんや、お年寄りの場合、さらに注意が必要です。
肺の中でカビが繁殖する可能性があり、最悪の場合命に関わる病気を発症するのです。
外壁のカビを直接吸い込むことはなくても、換気扇のような外からの空気を取り入れるものを通して入り込み、知らない間に人体に影響を与えます。
*建物自体の劣化に繋がる
カビによって、建物そのものの劣化が早くなってしまいます。
カビが生えていることは、そのカビが水分を保持していることも意味します。
これは、建物にとっては悪影響であり、建物を傷めることに繋がります。
また、コケや藻が育ちやすくなるため、さらに水分が溜まり劣化スピードが早くなります。
カビが発見された場合は、その部分が傷んでいないか、建物の劣化は始まっていないかをしっかり確認しなければなりません。
□まとめ
今回は、外壁にカビが発生する原因と、カビを放置してしまうとどうなるのかをご紹介しました。
カビを放置しておくことは、建物自体への影響はもちろんのこと、人体への影響も計り知れません。
大切な家、そして家族や自分を守るためにも、カビが発見された場合はすぐに対処することが大切です。
自分だけでは判断が難しい場合は、当社へお気軽にご相談ください。