ルーフィング葺とスレート葺の違いについて解説します!
皆さん「ルーフィング」や「スレート」についてご存知でしょうか。
どちらも家の大敵である水による腐食を防ぐために必要な、屋根を作る資材です。
目につきにくく、立地によって適切な種類も異なるためきちんと理解しておくことが大切です。
今回は、ルーフィング葺とスレート葺の違いについて解説します。
□ルーフィング葺とは
ルーフィング葺とは、屋根材の下に敷く防水シートのことです。
普段目にすることはありませんが、その分劣化に気づきにくいため雨漏りといった被害が出てから気付くことが多いです。
ルーフィング葺は屋根材以上に重要な役割を担っています。
屋根材にこだわりを持つ方は多くてもルーフィング材まで検討されている方は多くありません。
しかし、このルーフィング葺の施工によっては雨漏りや腐食の危険性が高まります。
ルーフィング葺を確認できるタイミングは屋根を作る新築の時か、屋根の葺き替えのみなのでよく注意しましょう。
ルーフィング葺には主に防水効果があります。
厳密には、水を屋根裏に入れず外に流す役割を持つため、あくまでも屋根材の機能とセットでの防水効果となります。
□スレート葺とは
スレート葺とは、医師やセメントを薄い板状に加工した屋根材のことです。
天然石から作られる天然スレートとセメントから作られる化粧スレートがありますが、日本では化粧スレートが主流となっています。
*スレート葺のメリット
スレート葺は見た目の似ているアスファルトシングルに比べ平方メートルあたり2000円ほど価格が安く、初期費用を抑えられます。
また、スレート葺は広く普及していることから施工できる業者が多いという点があります。
*スレート葺のデメリット
一方で、硬く薄い屋根材であるため割れやすいというデメリットがあります。
また、色落ちもしやすいためメンテナンス周期も短い傾向にあり注意が必要です。
*スレート葺はこんな人にぴったり
初期費用をできるだけ安くしたい方や、重量の軽い屋根材をお求めの方はスレート葺を使用することをおすすめします。
また、風が強くアスファルトシングルが向かない立地の方にもおすすめです。
□まとめ
今回はルーフィング葺とスレート葺の違いについてご紹介しました。
どちらの資材も家の劣化を防ぐために重要な役割を担っているので、ご自身のお家との相性をよく見極めて選ぶ必要があるでしょう。
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