シーリングに発生するひび割れの原因について解説します!
「コーキングとシーリングって何が違うのかな」
「シーリングのひび割れの原因は何だろう」
外壁塗装をお考えの方で、このようにお考えの方は多いでしょう。
そこで今回は、シーリングの役割やひび割れの原因をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□シーリングの役割とは?
シーリングとは、専門的に言うと弾性のある樹脂系の目地充填剤のことです。
サイディングの外壁のつなぎ目部分にシーリング材を注入することにより、防水性や耐候性を向上させ、つなぎ目のすき間からの浸水を防ぎます。
外壁の耐久性を高めることにも役立ちます。
コーキングとの違いについて疑問に思われている方はいらっしゃいませんか。
建築現場においては、シーリングとコーキングは基本的に同義語として使われます。
現場の職人の年代や会社、地域によっても呼び方が変わりますが、同じものと考えていただいて構いません。
□シーリングのひび割れの原因をご紹介!
シーリングは劣化するとひび割れを起こします。
ひび割れの発生にはいくつかの原因が考えられ、原因によって対処方法が異なる場合もあるため、修理を行う際はひび割れの原因を最初に調べることがあります。
ここでは、主なひび割れの原因を4つご紹介します。
1つ目は、経年劣化です。
最も多い原因として経年劣化が挙げられます。
コーキングにも寿命があり、10年前後が寿命の目安と言われています。
寿命に近づくとひび割れや破れなどが起こります。
紫外線や雨風、気温差などによって、経年劣化は進みます。
2つ目は、地震や強風などの衝撃です。
コーキングには緩衝材としての役割もありますが、地震や強風といった外部から強い衝撃を受けると、コーキングが耐えられず破損する場合があります。
3つ目は、壁材の変形です。
壁材の中には、湿気の吸収や気温差によって膨張するものがあります。
壁材が膨張すると、壁材に挟まれたコーキングが両側から圧力を受けて押し上げられたり、破れたりしてしまうことがあります。
4つ目は、施工不良です。
コーキングの寿命より明らかに早い段階で劣化がみられる場合は、施工不良の可能性があります。
施工不良の場合は、寿命に関係なく施工し直すことをおすすめします。
□まとめ
本記事では、シーリングの役割やひび割れの原因をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
当社は、丁寧かつ迅速な対応でお客様の住まいをメンテナンスします。
屋根塗装や外壁塗装のご依頼は、当社にお任せください。