シリコンコーキングの上から塗装するのは難しい?プロが教える外壁塗装の注意点

DIYで家のメンテナンスを行いたいと考えている方へ、外壁塗装の際にシリコンコーキングの塗装について悩んでいませんか

シリコンコーキングは、防水性や耐久性に優れていることから、外壁の目地などに多く使用されています。
しかし、シリコンコーキングは塗料を弾きやすい性質を持つため、塗装には注意が必要です。

この記事では、シリコンコーキングの塗装に関する注意点、選び方、適切な施工方法について解説します。
この記事を読めば、シリコンコーキング塗装について理解し、安心して外壁塗装を行えるようになります。

目次

□シリコンコーキング塗装の注意点

シリコンコーキングは、塗料が弾きやすい性質を持つため、塗装には注意が必要です。
シリコンコーキングの種類や、塗装可能なシリコーンコーキングについて解説します。

*シリコンコーキングの種類

シリコンコーキングには、大きく分けて「シリコーン樹脂系」と「変成シリコーン系」の2種類があります。

シリコーン樹脂系は、安価で扱いやすく、一般的にDIYでよく使用されます。
変成シリコーン系は、シリコーン樹脂系に比べて耐候性や耐久性に優れ、塗装も可能です。

*シリコンコーキングの塗装について

シリコーン樹脂系は、塗料を弾きやすい性質を持つため、塗装には向きません。
そのため、シリコーン樹脂系のコーキングが使用されている場合は、塗装前に剥がして、変成シリコーン系に交換する必要があります。

*塗装可能なシリコンコーキング

変成シリコーン系は、塗料との相性が良く、塗装が可能です。

ただし、変成シリコーン系であっても、すべての製品が塗装できるわけではありません。

塗装可能な変成シリコーン系は、パッケージに「塗装可能」や「ノンブリード」などの表示があるかを確認してください。

□シリコンコーキング塗装の選び方

シリコンコーキングの種類によって、塗装の可否や耐久性が異なります。
塗装可能なシリコンコーキングを選び、適切な施工方法を行うことで、美しい仕上がりを実現できます。

1:塗装可能なシリコンコーキングの選び方

シリコンコーキングを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

・パッケージに「塗装可能」や「ノンブリード」などの表示があるかを確認する。
・外壁の色や材質に合った色を選ぶ。
・耐久性のある製品を選ぶ。

2:適切な施工方法

シリコンコーキングの施工は、専門知識と技術が必要です。
DIYで施工する場合は、以下の点に注意しましょう。

・コーキングガンを使用し、均一にコーキング材を充填する。
・コーキング材が乾燥する前に、ヘラなどで表面を平らにならす。
・コーキング材が完全に乾燥してから塗装を行う。

3:塗装の注意点

シリコンコーキングを塗装する際は、以下の点に注意しましょう。

・塗料の種類や希釈率を確認する。
・薄く、均一に塗装する。
・乾燥時間を十分に確保する。

□まとめ

シリコンコーキングの塗装は、注意が必要です。
シリコンコーキングの種類によって、塗装の可否や耐久性が異なります。

塗装可能なシリコンコーキングを選び、適切な施工方法を行うことで、美しい仕上がりを実現できます。

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この記事を書いた人

埼玉県川越市の外壁塗装専門店、日本メンテナンス株式会社代表の大塚です。当店は地元埼玉県川越市を拠点に、これまで1,200棟以上の施工に携わってきました。お客様の中にはお住まいのメンテナンスをどう依頼したらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。そのような方でも安心してご相談いただけるよう、当店ではお見積りはもちろん、屋根や外壁の診断まですべて無料で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください!

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