サイディングの寿命はどれくらい?長持ちさせるために必要なこと

サイディングの寿命はどれくらい?長持ちさせるために必要なこと_main

今人気のサイディング系の外壁について知っていますか。
今回の記事では、各種類の耐用年数についてご紹介します。
また、長持ちさせるためのメンテナンス方法やその重要性についてもご紹介するのでぜひご一読ください。

 

目次

□サイディング系の外壁の耐用年数はどれくらい?

サイディング系の外壁は大きく分けて4種類ありますが、平均すると寿命は大体40年程度と言われています。
特に、1番人気の窯業系は耐久性に優れており、施工コストも低い点が魅力です。
しかし一方で、セメントでできているが故に、紫外線で劣化しやすく雨水を吸収しやすくなってしまうという脆さがあります。
したがって、寿命は40年ですが、その間に適切なメンテナンスを定期的に行う必要があります。

それでは、各種類ごとのメンテナンスの目安期間をみていきましょう。

・窯業系サイディングは7〜10年
・金属系サイディングは10〜15年
・樹脂系サイディングは10〜20年
・木質系サイディングは8〜10年

このように、少しずつ時期が変わるのは、塗料の主成分に違いがあることが理由です。
ご自宅の外壁の種類に合わせたメンテナンスの時期の目安をぜひ把握しておきましょう。

 

□サイディングの寿命を長持ちさせるメンテナンス方法とその重要性を解説!

サイディング系の外壁を長持ちさせる方法は大きく6つあります。
具体的な手法と費用相場についてそれぞれ解説します。

1つ目は、洗浄です。
これは、ご家庭でも自力で行えるメンテナンス方法です。
高圧洗浄機を使うと便利ではありますが、劣化した外壁を壊す原因ともなりかねないため、ホースと柔らかいブラシを使うことをおすすめします。
専門業者に依頼する場合は1〜4万円程度かかるでしょう。

2つ目は、塗装です。
チョーキングや色褪せが起こっているなら塗装が必要です。
費用は、使用する塗料の種類にもよりますが、よく使われるシリコン系の場合は70万〜110万程度かかります。

3つ目は、コーキング剤の打ち直しです。
コーキング剤は、外壁の塗料より耐用年数が短いので、高頻度でメンテナンスを行う必要があります。
足場設置まで含め、費用は25万〜40万円が目安です。

4つ目は、補修です。
一部のみひび割れが起こっている場合に有効な方法です。
シーリング材やボンドコークを使用し、ヘラで均一に伸ばして仕上げます。
費用相場は20万〜40万円ほどです。

5つ目は、重ね張り工事です。
その名の通り、古い外壁の上から新しいサイディングを重ねます。
古いものを取り除くコストがかからないため、比較的安く済み、相場は100万〜220万程度です。

6つ目は、張り替え工事です。
劣化したボードを取り除き、新しいものを付け替える方法です。
費用相場は、170~250万円ほどになります。

 

□まとめ

今回は、窯業系サイディングのメンテナンスの目安時期や方法をご紹介しました。
外壁は、住宅の印象を左右するものであるとともに、1番外側で家族を守る大事なものです。
適した期間で適したメンテナンスを行うことで、外壁を長持ちさせていきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

埼玉県川越市の外壁塗装専門店、日本メンテナンス株式会社代表の大塚です。当店は地元埼玉県川越市を拠点に、これまで1,200棟以上の施工に携わってきました。お客様の中にはお住まいのメンテナンスをどう依頼したらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。そのような方でも安心してご相談いただけるよう、当店ではお見積りはもちろん、屋根や外壁の診断まですべて無料で対応しております。ぜひお気軽にご相談ください!

目次